人から感謝され、地域と連携するやりがいのある仕事
子ども好きな人なら、きっと楽しく働ける

＜プロフィール＞
フリースマイル株式会社　
代表者 山本 剛志
大学を卒業後、一般企業を1年間経験し、その後サービス業に10年間勤める。30歳で起業を考え、障がいを持つ姉と暮らした経験があることから、2015年7月に放課後デイサービスの事業を行う「フリースマイル株式会社」を設立。現在は事業所数も8ヶ所に増え、関東や九州にも新たな事業所を展開している。

障がいを持つ姉がいたことで、福祉施設の経営に乗り出す

私はもともとサービス業をやっていたのですが、姉が知的障がいを持っており、私は長男だったのでいずれは姉の支援をしなければならないと思っていました。
そして30歳になったときに、社会福祉について真剣に勉強するようになり、フリースマイルを立ち上げたという次第です。

2015年に愛知県瀬戸市に最初の事業所を立ち上げ、初めは大変なときもあったのですが、ずっとサポートしてくれる社員の人たちのおかげで苦難を乗り越えることができました。

そして1年後には、最初に開設した事業所が満員になり、2ヶ所目を開設。その後は1年に1～2事業所を開設し、愛知県内に8ヶ所の事業所を持つまでになりました。
現在は関東や九州にも、新たに事業展開を進めています。

障がい児の保護者が気軽に悩みを話せるコミュニティをつくりたい

「放課後デイサービス」は、発達障がいや知的・精神的障がいを抱えた児童生徒が、放課後に通所できるデイサービスです。余暇活動の提供や、苦手分野を補う療育的なサポート、学習支援、集団生活のトレーニング、障がいのあるお子さんを持つご家族のサポートなどを行っています。

今の時代になって、ようやく障がいを持つ人が社会から受け入れられるようになってきましたが、私が障がいのある姉と一緒に暮らしていた頃は、家族でファミリーレストランにも行きづらいような時代でした。周囲の目を気にしながら生活してきましたので、障がいのあるお子さんを持つ保護者の方のお気持ちは、よくわかります。フリースマイルが、そういうご家族のお悩みを気軽に話せるような、コミュニティになれたらと思っています。
また、保護者の方ご自身も、フリースマイルにお子さんを預けて、余暇活動をしていただきたいという気持ちがあります。土曜日や春休み・夏休みは、丸一日お子さんをお預かりして、「遊園地」や「映画館」などに出かけています。なかなか家族だけでは行けない場所に、皆で出かけることで、さまざまな社会経験を積んでいただいています。

子どもたちがフリースマイルで過ごす時間を心から楽しめるよう、明るくのびのびとした雰囲気の職場にしていきたいですね。そのためにはまず、職員が明るく楽しく、のびのびと働ける環境がなくてはなりません。福利厚生面なども含めて、職員ができるだけ満足して働けるよう、これからも工夫していきたいと思っています。

今後は子どもの支援だけでなく、大人の支援も行う

今後の目標としては、障がいを持つお子さんの支援だけでなく、大人の支援もしていきたいと思っています。
子どもの支援だけでは、高校や特別支援学校を卒業した後は、サポートが受けられなくなってしまいます。
できれば大人になってからも、一貫して支援をしていきたいので、就労継続支援事業所や、相談支援事業所、グループホームなどを今後作っていく予定です。

ようやく去年、初めて就労支援事業所を立ち上げることができました。現実にいま、日本の中で障がいを持つ人は増えているので、私たちの事業所が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

当社が求めている人材は、子どものことが本当に好きな人です。障がい者支援の経験があるかどうかは関係ありませんし、年齢や性別も問いません。子どもたちのことが大好きな人なら、きっと楽しく働けるでしょう。私たちの仕事は人から感謝される仕事であり、地域のさまざまな人と連携する仕事なので、働いていてやりがいを感じられると思います。
そんなフリースマイルの仕事に興味がある方は、ぜひ一緒に働きましょう。