カナダさん

仕事にも競技にも全力投球!
子どもが大好きで、成長する姿を見るのが楽しい

PROFILE

カナダさん

児童指導員 カナダ

2021年4月入社

大学院に通いながら、クリケット競技の日本代表として、練習ひと筋の日々を送る。2年生のときからフリースマイルでアルバイトを始め、2021年4月に入社。午前と夜は競技、午後はフリースマイルで働きながら、仕事にも競技にも全力で取り組んでいる。

クリケット競技と両立できるフリースマイルに入社を決意

私は大学院の2年生のときに、大学のすぐ近くにあるフリースマイルでアルバイトを始めたのがきっかけで、フリースマイルと出会いました。そのときに、子どもたちが一生懸命がんばる姿を見て、すごく楽しい仕事だなと思いました。

大学院を修了して就職というときに、私はクリケット競技の選手だったので、働きながら競技を続けたいと考えていました。でも、いろいろな会社を探したのですが、なかなか両立できるところはなく、フリースマイルの社長にそのことを話したのです。

「自分はこういう思いで競技をやっていて、何とか働きながらクリケットの練習を続けたい」と伝えたところ、社長は「子どもたちの近くにカナダさんがいるということに、すごく価値があるんだよ」と言ってくれたのです。私は子どもが大好きなので、社長の言葉がスッと入ってきて、「ああ、私はここで仕事をしながら、競技を続けていきたい!」と思ったのが、フリースマイルに入社する決め手となりました。

子どもたちの成長を見られるのがとても楽しい

フリースマイルでは、子どもたちと関わるのが私の主な仕事です。子どもたちが学校の授業が終わって、フリースマイルにやってくると、まずは荷物を片付けて身支度を手伝います。その後はそれぞれ、工作をしたり、身体を動かして遊んだりと、自分の好きなことをして過ごします。

子どもたちはとても素直で純粋なので、少しずつ成長していくのを見るのが、とても楽しいです。たとえば工作をすると、最初は紐が結べなかったり、ガムテープがうまく貼れなかったりと、その子によって苦手なことがあります。
でも、数ヶ月や1年・2年といった長い時間をかけて関わっていると、やがて一人で紐を結べるようになり、「他にもこれをやってみたい!」という新たな希望が出てきます。子どもたちからそんな言葉を聞いたときは、本当に嬉しいですね。

逆に、こちらも誠心誠意やっていないと、子どもたちに見抜かれてしまいます。すごく身体が疲れているときに、「キンちゃん、なんか疲れてる?」と言われたことがあって、ああ子どもたちは見ているんだなあと実感しました。

そんな子どもたちに対して、私は一人の人として関わることを、大切にしたいと思っています。子どもだから、障がいがあるからと考えるのではなく、子どもたち一人ひとりときちんと向き合って、本気で仕事に取り組んでいます。

仕事にも競技にも集中できる恵まれた環境

私は午前中をクリケットの練習時間にあて、14時から19時までフリースマイルで働いています。仕事が終わった後は、またクリケットの練習をして、家に帰るという生活を送っています。社長は私の競技への思いを受け止めて、とても応援してくださっているので、心から感謝しています。

クリケットはまだメジャーな競技ではないので、私以外の選手はフルタイムで働きながら、競技を続けています。私のように、仕事にも競技にも集中できる環境というのはなかなかないので、すごく恵まれているなと感じます。
スタッフの方々も、とても応援してくださっています。私が競技の練習や試合でお休みしなければならないときも、「がんばってね!」「行ってらっしゃい」とこころよく送り出していただき、本当に有難いです。私も何とか皆さんの応援に応えたいという気持ちで、練習により一層力を入れることができます。

これからも、フリースマイルの方々とともに、子どもたちの成長を見守りながら、クリケット競技の世界一のプレーヤーを目指してがんばりたいと思います。